「黒煙は今日も昇っていく」(2026年)

歌詞

焼かれてく人の数しれず
昇ってく魂 人知れず
友引だけは 休みです

嗚呼

合わせた手の皺数しらず
聴こえる念仏 歌詞知らず
貴方の死因は存じません

何度お別れを聞いて
泣き崩れる人を見て
恭しく
ただマニュアル通りに
荼毘に付す葬送儀礼
時間が来て骨を上げ
黒煙は今日も空を昇っていく

頼りがないのは良い知らせ
夜中の電話は嫌(や)な知らせ
駆けつけた病院 足早に
目覚めない友が横たわってた

今にも起きそうな顔で

実感が湧かない視界
音が拾えない鼓膜
夢ならば
早く目覚めてくれ
気づけば通夜が終わって
いつの間にか出棺で
最期の言葉
口からこぼれてた

また
何度お別れを聞いて
泣き崩れる人を見て
恭しく
ただマニュアル通りに
荼毘に付す葬送儀礼
時間が来て骨を上げ
黒煙は今日も空を昇っていく

嗚呼

嗚呼